炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記 を見てきた!

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昨日無事卒業式が終わったので
これでしばらくまた外に出ない日々が続きそうですね
しかし昨日はほんとに疲れた・・・
立っている時間が長かったというのもあるのですが
一日のスケジュールがカツカツだったのでおかげで
今日午前中爆睡してました

でまあ昨日
「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」を見てきたので
感想を

以下ネタバレ注意



今年の






















5年ぶりの地雷でしたね
なんとなく不安はあったんですが
まさかここまでとは・・・というのが正直な感想です
30周年がゴミだからと35周年もゴミ作品にしてくる製作陣の熱いサービス
消えてしまえと思いました

今まで感想はパラパラと書いてた感じなんですけど
分かりやすいようによかった点と悪かった点に分けてみますね


良かった点


・導入部分

日常生活をしていたら非日常生活に巻き込まれていた
という導入部分は悪くないと思います
この手の話は過去にも散々ありますが
劇場版として妥当な導入部分だと思いました
少し最初が長かった気もするんですけどね

・星を吸い上げるという設定

星の資源を吸い上げて利用する
それを隠すために事業をするというのは
割と考えられている設定でいいなぁと思いました
やってることも地味にえげつないですしね
が・・・→悪かった点に続く


・笑える

笑えるシーンが多かったです
その点部分に限っては評価できます
が・・・→悪かった点に続く

・棒読みがいない

これはまあよかったんじゃないですかね
子役の棒読みに関しては特に何も思わないですし
そもそもオリキャラが少なさ過ぎるし当たり前

・バーガー監督が可愛い

可愛い

悪かった点

・全く活躍しないオリジナルキャラ

アロンというのが今作のオリジナルキャラクターなのですが
警察という設定にも関わらず本編では
全くといいほど活躍しません


人々の説得に失敗する(まあそうだよね)→井戸に落ちたのび太を追う(そろそろ活躍か?)
→敵に捕まる(あれ?)→特に戦闘シーンもなくズルズルと最後へ(あれあれ?)

みんなの笑顔を守りたいという信念を劇中に掲げているのに
これは何なんでしょうか?
さすがに酷すぎやしないでしょうかね

・敵の行動と実態のギャップ

敵キャラクターにシリアス部分が全くないです
せっかく星を吸い上げるとか壮大なことしてのに
ギャップが甚だしいです
ギャグは確かに面白いし笑えます

がそれは1シーン笑えたところで全体でいい点にはなっていないんですね

>最初のオファーから「笑い路線、明るいものでやってくれ」
だったので、感動路線とは違うもの、という形でスタートしました。
今作は、勧善懲悪、わかりやすいストーリー、絶対悪がいて、のび太たちが戦って、です

監督はこんなインタビューしてますが
笑い路線、明るいものと子供だましのものを履き違えているんじゃないかなと思いました

・説明不足なラスボスの設定

イカーロスという宇宙海賊の首領が今作のラスボスに当たるキャラクターなのですが
説明がまったくないのでどういう存在だったのか判明しません
わかりやすいとはなんだったのか
その上ラストは小さいイカとして出てきて空気砲で飛ばされる始末
酷すぎて泣きました
ラスボスとしてのしょぼさは人魚大海戦すら上回ったんじゃないですかね

・雑な戦闘部分

戦闘部分は敵の海賊との戦いが主ですが
雑です
あまりにも雑です

まず一度負けた相手に二度目は普通に勝てるというあたり雑すぎると思いませんかね
脚本にやる気無さ過ぎて泣きました
オーゴンとか最初見たときは結構強そうだし
どうやって倒するんだろうとか期待してた私が馬鹿でした

頼むから戦闘シーンをギャグにするのやめてください
寒いんですよあれ
笑えないですマジで

スネ夫の扱い

今回のスネ夫の行動は劇場版でも群を抜いてひどいなと感じました
調査のはずなのに遊ぶ→やられる→文句を言い出すのコンボはあれすぎですね
これじゃただの嫌なキャラですよ
劇場版のスネ夫が文句を言いだすのは定番といえば定番ですが
これにはキャラ愛の糞もないですわ


なんだろう
笑える、明るい路線という意味では
秘密道具ミュージアムと路線としては似ている気がするんですが
印象は180度違いますね
あっちは決めるところはしっかり決めているから違うんだろうな
今作はラスボスあたりのストーリーもうやむやのまま
早戻しで終わっちゃうしそりゃ見ていて面白くもないわけですわ

別に明るいストーリーにするのに
従来からの路線を変える必要なんて全くないと私は思います
何故なら旧ドラ劇場版はそれで面白いストーリーとして仕上がっていたから
今作のこのザマは明らかに監督の力量不足でしょう
こんなん子供騙しですよ
TVスペシャルでやっとけっていう話

なーにが元はギャグ漫画だからギャグに立ち返る必要があるだよ
劇場版にそんなものは求めてないっつーの

秘密道具博物館≧鉄人兵団≧新魔界大冒険>>大魔境>>奇跡の島=緑の巨人伝=恐竜≧宇宙開拓史>>>>人魚大海戦=宇宙英雄記 New!

まーさか人魚大海戦レベルが出てくるとは思っていませんでした
見たことを忘れたいです
つかもう30周年、35周年と糞ですし40周年も多分地雷ですね(予言)

やっぱオリジナルはダメだわ
秘密道具ミュージアムがいかに神作だったかを実感しました
ということでまたレンタルしてきます

来年は日本誕生ですね
あれは元からかなり面白い作品なので
改悪さえされなければ大丈夫だと思います、改悪さえされなければ
今からツチダマがどうなるか楽しみですね