炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

雰囲気はいいが短すぎる 「Year Walk 最後の啓示」レビュー

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結局前回の記事で紹介したダウンロードタイトル全部買ってしまいましたよ
1500円程度だし完全に値段に釣られましたね
とりあえずYear Walkだけささっと終わってしまったんですが他の2タイトルはいつやれるかなー

でまあその「Year Walk 最後の啓示」ですが
せっかくなのでレビューしましょうか

Year Walk 最後の啓示


この作品はもともと海外のものをローカライズしてUに出した物のようですね
違いについては動画を見て調べましたが
一部分だけ仕掛けが変わっているところがありました

ゲームの特徴

ジャンルは「アドベンチャーゲーム」になっていますが
基本的には一人称視点でのアドベンチャーゲームという認識で間違っていないでしょう
マップは割と自由に移動できてその中での仕掛けを解いて進んでいくといった感じです

ただ内容は結構ホラーゲームだったりします
CERO Bの割にはかなり怖い演出とかもあったりするのでそういうの無理な人はやめとくのが無難かもしれません
詳しくはPVを見るといいでしょう



・良かった点

・民謡を上手く活かしたゲーム独特の雰囲気



まずこのゲームはかなり怖いゲームでした
CERO Bなのでそこまでグロイ演出とかはないんですけど単純に
ホラーの怖さを追求した演出というか
とにかく全体的な不気味な雰囲気がすごかったですね

まあ何が怖いかってやっぱり実際のスウェーデンに伝わる
民謡をテーマにしているからこそ怖いんでしょうこれは
何とも言えない独特の雰囲気がゲーム全体に引き出されていて素晴らしいなとおもいました
ストーリーは…救いがなさすぎてなんとも言えない気分になりましたけどね



ゲーム内でそのことについても見れるのもよかったですね
テーマがゲームと一体化している作品はいいなぁと改めて思いました

まあとはいってもせいぜい怖いシーンはあのブラクラっぽい演出と魂を探す所のやばそうな雰囲気
の所だけだったので
そこまででもないかもしれません
ただそれでも非常に強く印象には残ったので演出がうまかったんでしょうね


アドベンチャーゲームとしてもそこそこ面白い



でまあ雰囲気がかなり良かったんですがそれだけでなく
アドベンチャーゲームとしての仕掛けも割と面白かったです
そこまで難しすぎず簡単すぎず
僕でもなんとか分かるレベルだったのでちょうどよかったなぁと

最後の真エンディングの所の仕掛けはすごかったですね
あれはびっくりしましたよ

・2画面を活かしている!



パッドは基本移動に使うんですが
マップをこちらで見ることができ
なおかつ他のヒントや伝承等もパッドで見ることが出来るので地味にうまく使えているなと感じました

アドベンチャーゲームでは1画面だとこういうのいちいちゲームを止めて見なければならない
場面が多いと思うのですか2画面だと雰囲気を残しながらこういうのができるのが良いところですよね


悪かった点

・ボリュームがなさすぎる

ここまで書いてきて面白そうに見えた人もいるかもしれないんですが
今作には致命的に欠けているものがあるのですよ
それはボリュームです

なんとこのゲーム
2時間でクリアできてしまうんですよ!
しかも結構謎解きに手間取ってこの時間ですから早い人は1時間でクリアできてしまうのでは?
僕は今年ダウンロードタイトルは
TENGAMIとザ・スワッパーといくつかプレイしましたが
ここまで短かったのは初めてですよ
800円とはいえせいぜい5~6時間遊べても良かったのでは?

雰囲気重視なのはわかりますがさすがに2時間は短すぎると思ったので
ここは結構マイナスポイントです




短めですがこんなところでしょうか
まあ雰囲気やアドベンチャゲームとしてはまあまあ評価できるんですが
あまりにも短い…短すぎでしょうこれは
この価格の半額だったらまだ納得がいったかもしれませんけど

とはいえ独特の雰囲気にハマる人やコスパを考える人にとってはそこまで気にならないかもしれません
今Uのダウンロードタイトルのキャンペーンもやっていますし
他2タイトルの内どちらかが気になってこれも気になる、なんて人は買ってもいいんじゃないでしょうか
光る部分は結構あるゲームだったように思います


総合評価 71/100

総合評価の基準

90~100 神ゲー
80~90 良ゲー
70~80 凡以上良未満
60~70 凡ゲー
それ以下 糞ゲー 

※このレビューはあくまで主観です