まあなんかあるんじゃない?

主にコンシューマーゲームの情報や感想を取り扱うブログです。でも日記の割合も高いかも。

MENU

季節感抜群の良作ARPG!「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」レビュー

結局ガンヴォルトまでに世界樹がクリアできなかった男
まあ今はラスボスで詰まってる感じなのでこのあとで終わらせられたら終わらせますが
最近はどうもゲーム進行がゆっくりになってしまうなぁ

さて、今回レビューするのは「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」




この作品は先月21日に発売されたファルコムアクションRPGイース」シリーズの最新作
正当なナンバリングとして前作から約7年ぶりとかなり久しぶりですね
一応間に「セルセタの樹海」が挟まりますがそれでも4年ぶり
ここ最近は軌跡が多かったからか時期が空いています

初報は確か2014年のSCEのカンファでしたっけね
あの時はいろいろなタイトルが発表されたので隠れていた感じはありましたが
当初はPS4PSVマルチと宣伝していましたが
結局開発が間に合わなかったのかPS4版は後発のマルチという形になりました

プレイ時間は34時間42分
当方東京ザナドゥ程度の長さを想定していたのですが
それよりもちょっと長いくらい、アクションRPGとして考えると
やや長い方なんじゃないでしょうか
一応クエストはほぼ全てやった感じで防衛戦も一番難しいの以外は全部やったと思います
裏要素なしで普通にクリアするとこんな感じになるかな


ゲームの特徴

僕はイースシリーズ初めてなのでいろいろ調べた知識で申し訳ないんですが
基本的な今作のシステムは同ハードのセルセタの樹海と似た感じみたいですね
ジャンプの有無とかもあるので単純に言い切ることはできませんが

昨年プレイした同じファルコムアクションRPG東京ザナドゥ」と比較すると
やや動きやモーションが独特な印象
視点とか比較してもだいぶ異なる感じでした
しかしそんなに難しいゲームかと言われるとそんなことはなく
よく難しいと言われるイースシリーズですが少なくとも今作はさほど難しい所はなかったと思います
なので敷居はかなり低いんじゃないでしょうか
久しぶりのナンバリングということで新規層の獲得を狙ったんでしょうね

ゲーム進行は基本的にはストーリー主軸ですが
ゲーム中盤あたりまでは探査がメインというファルコムゲーにしては少し珍しい構成でした
フィールドの種類は多種多様で
孤島という舞台の割には広大さを感じられてよかったです

評価点

・動かしていて楽しいアクション



僕はファルコムのアクションゲームを那由多の軌跡東京ザナドゥ
プレイしてきたのですがどちらでも動かしていて楽しいな、と感じていたんですよね
今作にもそこの部分は期待していたのですがここは全く問題なく期待通りでしたね!
フィールドを走りながらジャンプしたり、敵の攻撃を避けつつ攻撃したり
全体的にスピード感のある作りになっていてよかったと思います
基本的には弱点属性で殴りつつブレイクに持っていきタコ殴りにするのが流れになりますが
モーションの短い技ばかりなのでテンポが非常にいいんですよねー

いやー、やっぱりアクションRPGはこうでないと!
クソ固い敵と永遠戯れあってるゲームなんてつまらないですからねぇ!
いやまあ結局今作も終盤はやや敵固くなるんですけどね
ここはアクションRPGの宿命なのか…



戦闘に関してはフラッシュムーブ、フラッシュガードの要素が面白かったですね
要はこれベヨネッタのウィッチタイムみたいなものなんですけど
スピード感あるアクションには合っていて良かったと思います

スキルに関しても派手な技もあったりチクチクと連打するタイプの技もあったり
種類も多くそれそれ4つまでセット出来るので便利でした
それぞれがキャラクター個性的な技を覚える上
攻撃属性の要素のおかげで各キャラクターが別々のタイプの相手に有利になるので
それぞれの使い分けもうまく出来ていると思いました
まあ、ダーナとアドルの属性被りは正直困るところもありましたが…w



あとエクストラスキルもかっこよかったですね
個人的に瞬間火力的にはヒュンメルのが一番強い気がしたんですがどうなんでしょう
終盤ボスでもゲージの半分吹き飛ぶくらいだった気がするんですが

まあとにかく戦闘関連は非常に満足です
いつものファルコムという感じの安定さ

・フィールドの探索が楽しい!



本作二章くらいまではファルコムタイトル(というか僕がプレイしてきたファルコムタイトルの中での話ですが)
の中では珍しくストーリーがあまり動かず、探索が中心なんですよね
個人的にはここら辺の探索が一番面白かったです!
フィールドはエリアエリアで細かく分けられているものの一応ひと続きにはなっており
全部で見ると中々広大な感じはしました
地図がだんだん完成していく感じも見ていて面白かったです
ちなみにショートカットも出来るので移動も快適



また孤島が舞台な今作ですがフィールドは海辺、山、密林、洞窟、古代遺跡などなど中々豊富で
飽きない作りになっていたのが印象的です
他のフィールドの景色が見えたりする演出も良かったですね
こういうのを入れてくるところにファルコムの技術の向上を感じます



フィールド内は基本的には最初から全部行けるのですが
所々その時点ではいけない所があり、こうした所はゲームを進めると行ける手段が登場するシステムになっています
こういうシステムは同じフィールドでも手段の有無によって
別のフィールドのように感じられるので中々好きなシステムでした
特に池の中と上を両方進められるのは面白かったですね



中にはしっかり探さないと見つからない秘境のような場所も
このゲームでこういう感じの部分を楽しめるとは思っていなかったので
予想外に楽しんでしまいましたよ
やっぱりこういう探索できるゲームはいいですね!

・惹き込まれるストーリーと良キャラクター



で探索が面白かったからストーリーが微妙だったかというと別にそんなことはなく
基本的にはよくできていたと思います
序盤から伏線のような物も出ていて後半どんな展開になるのかなというのはかなり気になりました
2章くらいまではさほどストーリーも動かないのですが
ダーナ登場あたりから最後の方までは比較的ノンストップでストーリーが進行した印象
最後もやや超展開気味とはいえエンディングの展開自体はしっかりまとまっていたように感じました、が…→問題点に続く



キャラクターは良かったですね
どのキャラクターも個性的でイベントでしっかり背景も掘り下げられるので
ここら辺はさすがファルコムという感じ
パーティメンバーも最大6人と多くなかったのでやりやすかったんでしょうね
個人的にはダーナヒュンメルが好きでしたがどのキャラクターも良かったと思います
ダーナは巫女なのにアクティブで子供っぽいキャラというギャップ
ヒュンメルは怪しそうに見えて普通にいい人というギャップがそれぞれ良かった

また漂流村のサブキャラクターも割と印象に残るキャラクターが多かったかな
船長とかクイナとかカーラン卿とか好きでした
ここらへんのキャラクターはクエストをしっかりやっていると
好感度が上がってる感じのタイプで
まあいつものファルコムゲームですね


・相変わらず安定した音楽

音楽に関しても今作はいつもどおりよくできていました!



まず一発で惹きこまれたのが開幕直後のボス戦で流れる「DEADLY TEMPTATION」
溢れんばかりのファルコム曲というかなんというか、とにかくクサメロ全開
非常にテンションの上がる曲でこれを最初のボスに持ってくるのか!?と驚きました



その流れからの最初のフィールド曲「SUNSHINE COASTLINE」
これもまた最高で
海や夏の雰囲気に抜群にあっていながらも
フィールドを駆け巡るワクワク感も出ているんですよねー
この2曲が演出としても単曲としても完璧過ぎて、今作の曲のクオリティの高さを実感しました

これ以外にもいろいろ紹介したい曲はあるのですが
曲名が直球過ぎてネタバレになってしまう曲が多いんですよねー



ミニサントラにも入ってたこの「CORRIDOR OF THE LOST AGES」ならいいかな
最初に聞いたときいかにもラスダンっぽいなと思っていたんですが
まあ当たらずとも遠からずというか、当たっていたともいうか
サビで強引に持ち上げていく感じいいですよね
今作この曲が一番好みかもしれません

・充実したサブ要素

ファルコムのゲームは本編以外にも
エストやミニゲームなどのサブ要素も豊富なことで有名ですが
今作でもそれは健在でした!



エストは進行にあわせて出現するシステム
でもよく見ないと結構すく消えてしまうので注意ですね
特に今作のクエストは漂流民のキャラクターの掘り下げに繋がっているものが多いので
僕もひとつだけやり逃してしまったんですよねー

それ以外にも今作には迎撃戦という要素も
これはゲームを進行していると定期的に発生する拠点地での戦闘なのですが
サブキャラクター達が支援してくれるというシステムなんですよ
まさに村の仲間達全員と一緒に戦っているという感じが出ていて割と好きでした
ただ終盤になると敵が固さと数の暴力で攻めて来るのはちょっとどうなのかなとも思いましたが…

他にも各フィールドで出来る地図や
食料レシピ集め漂流物集めなどなど
裏ダンジョンみたいなのもあったみたいなので全部遊ぼうとしたら50時間くらいは遊べそう

問題店

・ちょっと取っ散らかっているストーリー

確かにストーリーは先が気になった楽しめた部分もあったのですが
全体で見ると少しバラバラだなーという感じは否めませんでした
ダーナ加入からの展開はいろいろ短すぎてやや感情移入しにくかったり
どう考えても章ボスで良さそうなはずのポジションの敵が中ボスだったり
こいつ出てくる意味あった?みたいな感じのの敵もいたり

多分夏っぽい要素をいろいろ入れようとしてこんな感じのストーリーになったんだと思いますが
本筋と関係ないのが終盤まで食い込んできていたので
ストーリーのまとまりがやや弱いような気もしましたね
もっと全体を整理すればより完成度のストーリーになった気もするので少し惜しいと思いました
決して悪いとは言いませんけどね

・鬱陶しいロード

これが多分今作の最大の問題点でしょうね
今作フィールドが細かく切り分けられていることは既に話しましたが
問題になってくるのはそのロード時間です
毎回8秒ほどかかるんですよ

一見大したことなさそうに見えますがこれも回数が重なってくると
中々鬱陶しく感じてくるもので
特に拠点地の村ですら何個もマップが切り分けられているのは勘弁して欲しかった
キャラクターとの会話すらめんどくさくなってきてしまうのでね

ここら辺はPS4版が出れば解消しそうですかねぇ?
今作いろいろ頑張っていたとは思うのですがここはファルコムの技術力の低さを痛感してしまいました
まあ閃の軌跡ほどじゃないですけどね、あれに比べれば可愛いもんですよ


こんなところでしょうか
ロードに関しては各人意見が分かれるところでしょうが
個人的にはギリギリ許容レベルかな
もちろんマイナスポイントではありますがゲームの面白さを損なうほどのものではなかったと思います

まあ、よくできたアクションRPGだったと思います
期待していたポイントはだいたい抑えてきたしその上探索まで楽しめたので
ザナドゥに続いて当たりのファルコムゲーでした
映像クオリティは相変わらずPS2PS3初期レベルではありますが
やっぱり映像のクオリティはゲームの面白さとはあまり直結しないですね

これは関係ないですけど発売時期とゲーム内容があっていたのも良かったですね
まさに夏のゲームといった感じで
雰囲気だけでもとても楽しめました

総じて面白いアクションRPGをプレイしたい人は是非
あと季節感楽しみたい人もいいかも
シリーズ作品ですがストーリーも別に繋がっているというわけでもないので
事実僕も初見でしたが楽しめました

総合評価 91/100

総合評価の基準

90~100 神ゲー
80~90 良ゲー
70~80 凡以上良未満
60~70 凡ゲー
それ以下 糞ゲー 

(点数は結構適当なのであくまで目安です)
※このレビューはあくまで主観です