炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

個人的な2016年ゲームランキングトップ10

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昨年に引き続き年賀状のバイトに時間を吸い取られていて
あんまり休めていない日々が続いています
ブログも長い記事ばっかりだし作曲もやりたいしゲームもやりたいし
時間が足りない、足りない、足りない
ちなみにこの記事はトータル5時間くらいかけたと思います、疲れた

さて前記事に続いていよいよトップ10!
トップ10のゲームは全体的に楽しんだゲームしか入れてないので
順位自体よりもこのゲームが面白かったよ!という感想を重視しています
順位はあくまでおまけということで読んでいただけると助かります



10位

フィリスのアトリエ 不思議な旅の錬金術士


さてトップ10の最初を飾るのは11月に発売されたアトリエの最新作
下半期に発売されたタイトルの中で期待値はトップでしたが
まあ評価はそこそこという感じです、点数はギリ90点いかないくらいですかね
このタイトルもあまりブログで話さなかったと思うので少し長めに
たぶんプレイ時間は40~50時間ほどでサブ要素もかなりやりこんだと思います
ボスも湖底の骸骨が強すぎて勝てなかったのですがそれ以外は全部倒しました

まず今作は旅をテーマとして作られているのですが
ここの部分はまあまあ良かったと思います




今までのアトリエはワールドを選択してそのマップに入るというシステムでしたが
今作は広いワールドがいくつも連なっているといういわゆる
オープンフィールドに近い感じのゲームシステムになっているんですよ
マップもどうなるか少し不安でしたがガストにしてはそれなりに作りこんでいましたし
飛んでいる浮島に行けたり水中に入れたり世界は割と広くて楽し買ったです
そして何より綺麗なんですよね!
とてもファンタジックでほんとに絵本の世界みたい
PS4でアトリエをプレイするのは初だったのでその圧倒的美麗さに驚きました

一方で素材取りがめんどくさくなったり、移動に時間がかかったりと
まあその手のゲームらしい不満点が増加したこともまた確かなんですけどね
とりあえずシリーズとしての新しい試みとして素晴らしいと思いました

他全般には少し不満が残る感じ
ストーリーは旅をテーマにするということでもう少し
冒険物っぽくなるのかなと思ったらひじょーに薄くてがっかり、ラスボスもいなかったし
フィリスのストーリーとしてはまあまあまとまっているし
これはこれで一つの形だとは思いますけどねー、前作より薄めになるとは思っていませんでした…



ただキャラクターイベントは良かったです
特にリア姉のイベントはまさしく僕が今作で見たかったような感じの雰囲気で楽しめました
イルメリアとのイベントも絆って感じがして好きです
キャラクターは全体的によかったんじゃないかな
(最後まで見たのはリア姉とイルちゃんとドロッセルと双子)

戦闘は4人パーティーになり前作のシステムから黄昏システム系に変わった…のですが
テンポがやや悪く、いまいち爽快感も足りず微妙でした
前作の戦闘システムはそこまで好みじゃなかったですけど
あれはあれで個性的だったと思うんですけどね
初の4人パーティーということをやたらと押していましたが
正直エスロジとシャリーは実質6人で戦っていたようなものなのでなんとも
そこまで悪くもないですがよくもないというのが正直な感想です

後は調合の熟練システムもだるかったですねー
今作基本的な錬金システムは前作と同じなのですが
アイテムの特性を出すのになんども同じアイテムを錬金しないといけないんですよ
特に調合難易度の高いアイテムを作る時が大変で大変で
ここは明らかに改悪ポイントだと思いました

こんなとこですかねー
ちょっと不満な部分も多くソフィーのアトリエと比較すると下の評価になってしまいますが
それでも新しいアトリエを作りたい!という気合と意気込みを感じられるタイトルだったので
個人的には結構好きなゲームです、だからこそこの順位に置いたわけですし
ガストと新しい要素を入れた次の作品くらいで熟成される傾向にあるので
次も同様のシステムならばかなりの高評価になる余地を残しているなと思っています
次回作も楽しみ

ちなみにPSV版はガクガクで糞グラフィックなので全くオススメしません
あれはもはや別ゲーの域

9位

ポケットモンスター ムーン


さて次は先月発売されたポケモン最新作
発売前の情報を見る限りでは全体的に妖怪ウォッチ等の幼児向けのゲームを意識したのか?と思う要素が多かったり
色々不安な部分が多かったのですがいざプレイしてみると
やっぱり安定のポケモンだったなーという感じのゲームでしたね
特に今作は今までにない感じの雰囲気やストーリーがなかなか楽しめました
システム面も全体的に進化しており
完全に次世代のポケモン、とまでは言えませんがそれに近いものになっていたとは思います

ただまあ本領の部分になる対戦がいまだプレイできていないので
とりあえずは現在この位置に置いたという感じです
結局対戦をプレイするのは1月のバンク解禁以降になりそうかなー
いろいろ個体自体は作っているので暇な2月なんかにいっぱいプレイできればいいのですが

月クリア

8位

逆転裁判6


さて、次は6月に発売されたこのタイトル
このタイトルから今年の90点超えのタイトル一覧になりますかねー

逆転裁判シリーズは個人的にはタクシューが書いたシナリオ
1~3、大逆転なんかのノリが好きだったので
あまり「5」は好きではありませんでした、別に嫌いではないですが

なので今作にはそこまでは期待していなかったのですが
実際プレイしてみると個人的に一番好きだった「3」を超えるか超えないか程度には楽しめました
特にストーリーが本当に面白くて特別編含めてすべての話を楽しんでプレイしていましたよ
最終話の盛り上がりなんかも前作と比べ物にならないほどでしたし
全体的に気合の入った一作でしたね
これなら今後の本編の新作にも期待できそうだ
まあその前に大逆転裁判2が出そうですけど

逆転裁判6クリア

7位

ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ


次は1月に発売されたこのサンドボックスゲーム
この手のゲームはほとんどプレイしたことがなかったので
まあどんなものかなーと興味半分で購入してみたのですが予想外に楽しめて驚いたタイトルです

何より冒険している感じがいいんですよ
昔ながらのフィールドを現在の技術で再構成して
昔ながらのBGMとともに世界を歩き回る
そこに物を作る、拠点を設置するという楽しみが加わるのでもうほんとプレイしていて楽しかったです
プレイしていた時のワクワクする感じは今年トップかも

ただまあ全体的に行き届いていない部分もある程度存在していて
そこは少し惜しかったですね
でも今年プレイしたスクエニのソフトでは一つ頭抜けていた印象です
続編にも期待したいのですがどうなんでしょう
そこそこ売れていた気はするのですが

マイクラ版ドラクエと侮るなかれ!「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」 レビュー

6位

イースVIII -Lacrimosa of DANA-


次は先日PS4版の発売日が決まったこのタイトル
ここ最近のファルコムタイトルを購入していた流れで購入しましたが
予想していたよりも全体的に楽しめました

今作は特に2章辺りの島を探索している部分が楽しかったですね
マップ自体は小分けとはいえそれなりに広々とした世界を駆け回り
ストーリーとはさほど関係ないダンジョンを探すのも楽しかった
爽快なアクション、熱いBGḾなんかも大方期待通りでした

あとストーリーも中々面白かったですね
ちょっと期待外れの部分もありましたが
全体の流れはそれなりにワクワクしました
ラストのちょっとだけ切ない感じも好き

ファルコムといえば来年は閃の軌跡Ⅲが発売されますね
PS4独占タイトルになるみたいですし技術的にもパワーアップしているのかな?
ここ最近のザナドゥイースはどちらも面白かっただけに期待したいところです

季節感抜群の良作ARPG!「イースVIII -Lacrimosa of DANA-」レビュー



5位

モンスターハンター ストーリーズ


さて、いよいよトップ5です
5位は10月に発売されたこのタイトル

フィールドのPVが出た当時から個人的にかなり注目していた今作ですが
期待通り広々としたフィールドをモンスターに乗って
飛び回ることができました
本編ではあまり感じられないモンハンの世界観を存分に味わえて満足
さほど期待していなかったストーリーや戦闘も新規タイトルにしては割とよくできていて
なかなかお気に入りの作品です、そうそうこういうゲームをプレイしたかったんだよなぁって感じでした
詳しくはレビュー記事で
ちなみにサントラもItunesで購入しました、いろいろお気に入りの曲はあるのですが
それはまたBGMランキングの方で

カプコン的には今作のセールスはどんな印象なんですかねー
前評判以上には売れたと思うんですが、果たして続編は出るのか
評判も悪くないだけにエアプ批判に負けないでほしいのですが

RPGとなった新たなモンハン!「モンスターハンター ストーリーズ」レビュー

4位

ペルソナ5


4位は9月に発売されたこのタイトル
ちなみに4位から2位まではほとんど点数的には同率です、表記に迷ったのですが
まあ特に何もしなくていいかなという結論に至りました

前作から約7年ぶりのシリーズ新作という事でHD機でのペルソナはどうなるのかなと
値下げしたPS4と同タイミングで購入したタイトルですが
まさしく力作という言葉がふさわしい出来でしたね
アトラスらしく各システムは高水準でまとまっており
RPGとしては斬新な怪盗というスタイリッシュなテーマ
完成度の高いストーリーと多くの要素がうまくかみ合っていたと思います
特にストーリーは中々お気に入りでクリア後の記事では感想を長々と書いてしまいましたよ

ただRPGとしての面白さはあくまでプレスターンシステムのみの面白さという部分が強く
そこはもう少し進化を期待していたのでやや残念
出来ればもう少しボス戦で戦略性のあるバトルをしたかったかなと
とはいえ、怪盗というデザインを戦闘システムに組み込んだ斬新さには素直に感心しましたが
その他細かい不満はありますが、面白さと比較すると些細な点ですね
とにかくアトラスらしい丁寧で高水準なゲームという印象

今のところPS4で遊んだ中ではトップクラスに面白かったゲームです
まあまだPS4タイトル5本しか遊んでいませんけど
この高すぎるハードルを超えるタイトルが今後PS4から出てくるのか不安ですが
アトラスの例の新作には期待したいですね、ハード未定ですが

ペルソナ5クリア

3位

真・女神転生IV FINAL


アトラスゲーが続きますが3位はこのタイトル
期待値はスターフォックスゼロに並んで数少ない★10だった本作ですが
出来も期待通りでとてもとても楽しめました

今作は前作に引き続き悪魔関連の要素がとても面白かったですね
悪魔配合に関しては各悪魔の適正属性の概念が生まれたおかげで
色々な悪魔を作る必要性が増しましたし
悪魔交渉はただでさえ面白いのに会話のバリエーションが増えていて
大笑いしながらプレイしていました

戦闘システムも相変わらず面白かったですね
引き続き雑魚戦はサクサク、ボス戦は難しいという僕が好きな感じのシステムで
ボス戦では初見殺し要素もありますが戦略性の強いバトルができて満足
特にラスボスの圧倒的な強さは非常に印象的でさすがはメガテンといった感じ
ペルソナ同様こちらもプレスターンですがやっぱりこういう感じの
戦略性あるバトルは楽しい、#FEとかもそうでしたが

その他ストーリー音楽キャラクターあたりもかなり好みでした
3DSのタイトルはかれこれ50タイトル以上プレイしていますが
このタイトルはその中でもトップ5に入るくらいは好きかもしれません

そんなにマシンスペックを使っているわけでもなく
最新風のRPGという感じではありませんが
RPGとして求められている要素がほぼ完ぺきにできているという
非常に僕が好きなタイプのゲームでした
和ゲーは出来ればこういう路線を極めてほしいんだけどなー

前作から順当にパワーアップした大作! 「真・女神転生Ⅳ FINAL」 レビュー

2位

ペーパーマリオ カラースプラッシュ


2位は個人的に今年のダークホースタイトルだった本作
そこそこ期待はしていましたが(★8)まさか2位に置くほどのタイトルになるとは思っていませんでした
前作は70点台タイトルなだけに余計にですよ

僕が今までプレイしてきたアドベンチャーゲームの中でも
異色な作品でした
ステージ制なのに行ったり来たりするシステム
ステージ内仕掛けと連動して作動するほかのステージの仕掛け
進行に応じてステージ内にいるキャラクターのセリフが変わったり
要素自体は探せばほかのタイトルにもありますが仕掛けがとにかく凝っていた印象
よく作りこんであるなぁとプレイしていて感心してしまったものです

ステージ制の割には世界もそれなりに広く感じましたし
何より色々なステージがあって飽きないんですよね
キャラクターの台詞回しもセンスを感じさせて印象的です

ややテンポの悪い戦闘システムなど気になる部分が全くないわけではないのですが
それ以上に魅力的なステージ、世界観、音楽、イベントにはかなり心惹かれました
何というか10人プレイしたら5人くらい楽しめて
そのうち1人がめちゃくちゃ楽しめる、そんな感じのゲームなのかな
ネットでの評価を見ていても
僕はその1人だったようでこのタイトルはUで遊んだゲームで三本の指に入ります
たぶんこのタイトルU最後の任天堂タイトルだったと思うのですが(ゼルダはマルチなので除く)
これをプレイできてとてもよかったなと思いました

開発者の遊び心が詰まった紙ゲー!「ペーパーマリオ カラースプラッシュ」レビュー

1位

星のカービィ ロボボプラネット


さて、今年の1位はこのタイトルです!
既にレビューで大絶賛していたのでなんとなく察してくれていた方はいるかもしれませんが
結果的にこのゲームが1位になったという感じ
正直2位のタイトルとはあっちのレビューを書いた時点でかなり悩んだんですけどね

カービィWiiあたりから毎作楽しんだプレイしているんですが
これは3DSとしての集大成に近いタイトルだったかなという印象です

すでにレビューである程度書いたのですが
ステージ制のアクセントになっているロボボアーマー
プレイしていて、動かしていて楽しい仕掛けの数々
カービィにしては珍しい世界観
意表を突いてくるファンサービス要素
迫力あるボス戦
素晴らしい音楽 …etc

この作品も別にそこまで目新しい要素はなく
言い方を変えればマンネリを感じる人もいるとは思います
でもこれはレビュー記事でもいいましたが僕はこれでいいと思います
以下引用

>ゲーム性に既視感がないとは言いませんが少なくとも1カービィファンとしては
作品の方向性はこれで良いと思います
カービィシリーズは根幹は変わらないものの
設定やステージの仕掛けでしっかり作品で差別化出来ていると感じます
実際ネットでも絶賛されているのをよく見かけますしこれは僕だけの意見ではないと思いますね

新しい形になるんでもいいと思いますがこれでもいいと思う、そんな感じ
要は面白ければなんでもいいや

カービィは結局Uでは発売されませんでしたが(タッチを除く)
次ハードは何になるんでしょう?スイッチかな?
出るにしてもだいぶ先になりそうではありますね
でもどんな形でもこの開発陣なら面白くしてくれそうな感じです

丁寧に作られた大安定のシリーズ最新作 「星のカービィ ロボボプラネット」レビュー 

以上トップ10になります
トップ10中RPGは7タイトル
一応昨年に比べると比率的には減っているんですよね、これでも
20まで入れると14/19でさすがに今年のほうが多いですが
そして昨年に引き続きまたしても1位がRPGじゃないという
なんだかんだ本数が少なかったとはいえ今年も任天堂のゲームは面白かったなー

あとトップ10のゲームほぼレビューか感想書いていたのにも驚きました
今年はよくブログ更新しましたね…ほんとに

全体的にちょっと異色な選出タイトル、順位になったかもしれませんが
僕らしいランキングになったんじゃないでしょうか
僕はどちらかというと最新のゲームというよりも
昔ながらのゲーム、一世代のゲームをどう作りこんで
完成度の高いゲームをつくるか、という点を重視しているゲームのほうが好きなんですよ
毎年のランキング結果を見ていただければわかると思いますが
今年の場合トップ5は全部そんな感じのタイトルですね
もちろん最新のゲームで完成度の高いゲームも評価しますけどね
これからもそういうゲームをいっぱい買っていきたいなと思っています