炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

劇場版名探偵コナン 「から紅の恋歌」を観てきた!

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今月は更新するネタに溢れていて考えるのが楽で良いですね
ネタがない月は月後半になってくると書くことがなくなってきてとても困るんですよ

さて、例年公開日に見ている劇場版名探偵コナンを今年も見てきました
正直最近コナン熱が冷めかけてて
当日に見に行くかはかなり悩んだのですが一応行っておこうかなという事で行ってきました



では以下感想
ネタバレ要素は具体的な表現ではしていませんが
若干はあるかも




全体的によくできていたので評価分けは今回はなしで

いやほんとに今回は思いの外よくできていましたね
というのも僕は今回の映画、どうにも「迷宮の十字路」の焼きまわし感が強いなーと
予告の時点から感じていて原作のコナン熱も冷めてきているのも合わさって
あまり期待していなかったんですよ
実際の内容は推理アクション、そして今作独自の要素の配分がとても上手く
歴代でもそこそこ上にくるレベルで面白かったと思います
特に今年は推理と動機の部分がかなりよくできていたのがよかった
なまじ昨年が推理放り投げ映画だったので余計にその良さが際立っていました

というか今みると予告編の出来が悪いですね、これは
あの予告編今作の良い部分全く映ってないっていう
予告編や「恋歌」というタイトルからまた恋愛メインで
推理要素が雑になりそうだなぁとか思ったの覚えていますし

ついでに「かるた」という要素も不安な部分だったんですよね
かるたって結構描写を入れるとそこそこ尺を取りそうで
そういう映画にされてもなぁとか思っていたんですよ
実際コナンの映画でそういう専門的な内容を取り入れすぎて微妙になった
作品って以前にもありましたから(何とは言いませんけど)

しかし今作のかるたはあくまでストーリー進行の役割上でしかなく
コナンではない別の作品になっていた、という事がなかったので良かったです
描写も大体省略でしたしね
最もその部分期待して見に来た人にとっては肩透かしもいい所だとは思いますけど

推理要素に関しては犯人が最後まで分かりにくい、というわけでは決してなく
所々に分かりやすい伏線なども貼ってはあるんですが
微妙なミスリードや動機が最後まで非常に分かりにくいという事もあって
先が気になる、全体的に緊張感のある作品に仕上がっていたと思います
肝心の犯人の動機も決してしょぼい物ではなく
明かされた真相と踏まえた考えると実にコナンらしい展開になっていたのも評価点
中々劇場版では見ることのないタイプの犯人だった気がします
どちらかというと本編に出てきそう

一方のアクション部分も最初から爆破シーンで飛ばしてきますし
最後のシーンのバイクも相変わらず意味不明とはいえ
見栄え的にはそこそこ良かった
昨年ほどではないといえこじんまりとした感じにはなっていなかったと思いますね

後は映像作品としては今作が初出の大岡紅葉も割といいキャラだったんじゃないでしょうか
キャラも立っていたし事件の本筋と全く関係ないという訳でもなかったし
良い感じに落とし込めていたと思います
まあ僕単行本でしか買ってないので原作に出てきたとこ読んでないんですけどね
どんなポジションになるんだろう

そして最後に流れる主題歌が素晴らしかったです!
コナン×倉木麻衣の組み合わせははずれ無しですね、ほんとに
雰囲気的にも十字路意識していたと思いますが
あれとは違う形で和の雰囲気がよく出ていてとても良かった

こんな感じかな
なんとなーく最初の方は見ていて先が見える映画だなーと思っていたのですが
こちらの予想をうまいこと裏切ってくれて良かったです
冷めていたコナン熱も少し上がったかもしれません

来年はゼロという事でまたあのキャラに焦点を当てるのかなー…
昨年ので味を占めたのか最近は原作キャラクターに焦点を当てた作品が増えてきましたね