炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

テイルズオブベルセリア

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最近みょーにやることが多い気がして全然気が休みません
実際にそこまで忙しいわけでもないのに要領が悪すぎる
ブログの更新も気づくと忘れてるし年なのかもしれません
今日買った新作ゲームの話は明日か明後日に記事にします

さて、更新がしばらく止まっていたので前々から裏でプレイしていてつい先日クリアした
ゲームのタイトルを紹介します



テイルズオブベルセリア」のPS4版ですね
実は4月の初め頃に買っていてちょっとずつ進めていたのですが思ったよりも
かなりボリュームがあって結局クリアしたのはARMS発売の前日とかでした
30~40時間くらいで終わると思っていたんですけどね、がっつり50時間取られました

まあ、なんで買ったかというと色々理由はあるんですけど
前期のアニメ「テイルズオブゼスティリアザ クロス」が中々面白くて
同世界観で気になっていた、というのと
友達に勧められた、というのが重なって購入した感じです

まあ今回実質的には初テイルズだったんですけど
実は僕はPS2で「~シンフォニア」を5時間くらいプレイしたことがありました
結局その時は積んでしまったんですけどJRPG好きとして
またテイルズに挑戦してみたいなとは思っていたんですよね
ゼスティリアの時なんかも実は買おうか迷っていたりした経緯とかもありました(ブログにもちょこっと書いたかも)

ではまあ簡単にプレイ感想を良い部分と悪い部分に分けて語ります
スクショがないのでレビューではなく感想に済ませておきたいと思います

まず、今作で良いと思ったのはストーリー(とキャラクター)
今作のストーリーの評価の高さは予予聞いていたのでどんなものかなと思っていたのですが
なるほど、確かにこれは良いストーリーですね
基本的にダークヒーロー物で話も中々暗い感じだと思うんですけど
それをあまり感じさせない前を向いたストーリーだったのが良かったと思います
もちろん、オープニングからエンディングまで悲劇的な話ではあるんですけど
後味の悪さはあまりないというか、簡潔にまとまっているのですっきりしていた印象でした
(エンディングはちょっと心に来ましたけど)
展開の起伏も中々激しく中盤以降は一気に惹きこまれますし
伏線の出し方なんかもかなりよくできていた印象です

何より主人公パーティーに好感が持てる作りなのが良いなと
「君が君らしく生きるためのRPG」の名に恥じないくらいに
各キャラクターが生き生きとしているので非常に良いパーティーだったと思います
プレイしていてこのパーティーいいなぁと思ったRPGは久しぶりでした
ストーリー内で全員にしっかり見せ場があるのも良い

その見せ場に貢献している敵キャラクターの聖寮勢も同様に良かったですね
ストーリーでの役割はまさしく敵、といった感じではあるのですが
どれも嫌いになりきれない、人間的な魅力が存在するキャラクターばかりで
作品にはかなりマッチしていたと思います

次に戦闘システムも中々良かったと思います
僕はどちらかというとアクションRPGよりもコマンド派なんですけど
分かりやすくなおかつ爽快なのでプレイしやすかった印象ですね
技の少ない序盤こそ退屈ですが
技がどんどん増えてくるにつれてコンボの設定を考えるのも面白いし
コンボが実際に連携して決まるととても気持ちいいんですよ

ただ、バランスに関しては全体的にやや大味な気もしましたね
とにかく火力ゲーという感じで一撃食らったら瀕死になるなんてのも
終盤ではしばしばあって、回復アイテムを連打する感じになっていました
酷いレベルではないですが後半は全体的にその傾向が強かった気がします

と良かったところはこんな感じでしょうか
少ないと思うかもしれませんが基本的にアクションRPG
シナリオと戦闘システムが良ければもうそれだけである程度面白いゲームだと思うんですよね
他にも良かったところはまあなくもないんですけど大まかな区分に分けると
今作の評価点はストーリー、キャラクター、戦闘システムかな

逆に気になった点はまずフィールド関係
2016年に出たゲームとは思えないほどのTHE・一本道感あふれるフィールドにはがっかりしました
オープンワールドにしろ、とは言いませんが
せめてもっとマップは工夫出来ないんでしょうか…
細長く伸びるマップを見ていると悲しくなってきますよ

しかもその微妙過ぎるマップを何度も何度も使いまわすのも問題です
ゼスティリアから発売1年半程度ということで時間がなかったのかもしれませんが
同じところに何度も行ったり来たりするのがくどくて気になりましたね
ダンジョンも全体的に特徴がなく
世界を旅しているという設定をあまり感じられなかったのが残念です
景観くらいしか変わっている印象ありませんでした

後装備のストックがすぐ埋まってしまって
いちいち分解しなければいけないのもめんどくさくて嫌でした
僕は雑魚戦はマップにいる敵全部倒して進めてしまうタイプの人間なので
もう武器が貯まりに貯まって、もっと楽に処分できる方法があれば良かったですね

こんな感じですかね
音楽に関してはまあ、普通かな
僕があんまり桜庭さんの曲好みじゃないだけだと思いますけど
それでもベルベットのテーマとラスダンの曲は耳に残りましたね
後オープニングは非常にゲームともマッチしていてかなり好みです
映像もサビの部分の動きがかっこよくて良いですね

中々良かったと思うんですがやっぱりキャラゲーとしての側面が強いRPGだなぁと感じました
何というかキャラクターに焦点を当てて作られたRPGって感じがするんですよね
それでも普通のキャラゲーRPGとは一線を画しているあたりさすがは
長寿シリーズだなぁとは思いますけど

点数的にはまあ、90点にギリ届いてないくらいですかね
アクションRPGとしては中々良いゲームだとは思うんですけど
足りてない部分も多いというか
もうちょっと全体的にPS4のマシンパワーを使った作品に進化してほしいかなーと思いました
PS3基準で作られたゲームって感じの印象が強いですんですよね
まあ最初から多分そういう予定で作られていたから当たり前ではあるのですが
フィールドとかももっと工夫が欲しい

話は変わりますが
この作品ゼスティリアベルセリアともう一つの作品で三部作という噂があるみたいですね
一緒に商標登録されたオルフェリアとかいうやつでしたっけ
シナリオ的にもいまいち二作だけだと根源の解決になっていないので
綺麗に終わらせる最終作の存在は個人的には歓迎なんですが…どうなんでしょうね
今年のテイルズフェスでは新作が発表されなかったようですし答えはまだ先になりそうですが

まあなんにせよ次作を作るんだったらちゃんとPS4基準になっていてほしいです
基本部分は良いゲームなのでそこらへんも改善されれば
より個人的な満足度は高まりそうなので期待が持てますね