炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

ゼノブレイド2クリア記事④ 戦闘&ブレイドシステム編

スポンサーリンク

そろそろ年末なので色々恒例の記事を考えているんですけど、
今年は色々ランク付けに悩みますねぇ。
良いゲームが多かった一年ではあるんだけどその分どういう並びにしていくか悩みます。
上の方はもう大体決まっているんですけどね。

では、引き続きゼノブレイド2について。
今回は今作の戦闘システム、ブレイドシステムについての雑感をまとめていきます。
まず戦闘システムから。

・複雑だけど爽快

▼今作の戦闘システムは一言でいうならば「複雑だけど爽快」という感じでした。
システム的にはゼノブレイドクロスよりも、
ゼノブレイドの正統進化形にあたると思います。

クロスはバトルはモーションや4人PT
オーバークロックギアによってスピード感のある方向性に進化していましたが、
今作のバトルシステムは、3人PTですしスピードも初代くらい、
パーティーゲージで蘇生、チェインアタックが重要というのは同じですしね。

ただし、初代は見た目の割にとっつきやすいシステムでしたが
複雑になった分、今作は覚える事がかなり増えたと思います。
特に重要なのが「ブレイドコンボ」。
コンボルートの副次効果も魅力的ですが何より属性玉をつける事が非常に重要です。
これを最後までつなげる事の重要性を理解できているかいないかで
後半の難易度を大きく変わるでしょうね。
今作の後半のボスは火力が凄いので、こちらが崩れるまでに倒せるかどうかが
焦点になっていたと思います。

その他にも、状態異常の対策や意外なほど重要なキズナリングによる成長。
ブレイドにも装備できるアシストコア等、やれることが多い分
ちょっと複雑化しすぎかな、と感じた部分も。
特にキズナリングは各ブレイド毎に条件が異なるので
気づかない場合全く成長してくれないんですよね。
きちんと見ていればそんな事にはならないとは思うけど、
序盤ではずれレアブレイドを引いた場合はちょっとかわいそうかなーと感じました。


▼と、難易度的な面ではやや難しめな印象も受けましたが、
その分きちんと理解できた時の楽しさは中々の物ですよ。
特に楽しいのが属性玉をつけまくった後のチェインアタック。
後半では天の聖杯がバカみたいな火力を叩き出すので
オーバーキルが多発してとても楽しい。連携して玉を割っていくのは最高に爽快です。
更に、一定以上玉を割るとフルバーストという非常に強力な必殺技が発生するのも良いですね。

その他、全体的に味方AIが優秀で、ブレイドコンボ申請はまあまあ上手くいくし、
ドライバーコンボもきちんとブレイドを選択しておけば
ガンガン繋げてくれるので味方と戦っている感があったのも良かったですね。
クロスはAIのあまりのアホさ加減に結局一人で殲滅していましたが、
今作は割とそこらへんは初代に近くて良かったです。
落下に関しては酷かったけれどね。


・多種多様な仲間が選べるレアブレイドシステム

次にレアブレイドシステムについて。
まあ言ってしまえばガチャ要素なので賛否はあると思うけど、
僕はこれは期待通り楽しめましたね。
(一時期レアブレイドが出なさ過ぎて萎えてたけど。)

人それぞれ出た順番が違うと思うので、ある程度別の攻略法で
ボス戦を模索出来るというのが楽しかったと思います。
レアブレイドの中には序盤に出ると使いづらいのもいるので
そこはちょっと微妙な所だけど、一応固有ブレイド
イベントで手に入るケースも少なくなかったのである程度は
救済措置になっていたのではないのでしょうか?

公判に入ると色々なレアブレイドが手に入るのでどれを使って
戦闘していこうかなという吟味がとても楽しいです。
やっぱりキャラクター性があるから、性能差だけど見る事がないという点においても
メリットがあって良いですよ。
イベントも用意されているのでやり込む気になるしね、

ちなみに僕のレアブレイド入手歴は
イブキ→ウカ→ザクロ→ツキまでは覚えています。
その後しばらく出なくて次に出たのは良く覚えてないという、確かグレンだったかな?
現在、イベントで手に入るの以外だと残り2体という所まで来ていて
まあ100時間やればある程度は手に入るのかなと思いました。
運もあるとは思いますけど。

ついでにストーリー中攻略に役立ったレアブレイドも紹介しておきますか。

・ナナコオリ

苦行のアイドルブレイド「ナナコオリ」。
終盤にニアで出てくれましたが、ニアは後半ほぼブレイドで使用していたので
代わりにレックス君に使ってもらいました。

彼女は何といっても「クマリンの癒し」が優秀。
ブレイドスイッチしただけでヒールが入るのでギリギリのタイミングでの回復に間に合います。
僕は後半レックスをヒール兼アタッカーとして使っていたんですけど、
ニアの回復スキルが発動までに時間がかかる難点を抱えていたので
これでカバーしていました。

その他キズナゲージマックスでバリアを張るスキルも優秀。
キズナリングの解放条件が厳しめ、というか苦行なレベルなのは難点ですが、
2か3くらいまでならそれほど時間をかけずに解放出来るし、
ストーリークリアまでならその程度でも十分運用できるほど
強力な性能なので引いたらとりあえず使っていけばよいと思います。

・ヤエギリ

▼戦闘狂の暴風娘「ヤエギリ」。
条件次第では後半の覚醒した天の聖杯並みの馬火力を出せるやぺーやつ。

彼女はやはりボスやユニーク戦で火力が上昇する「修羅道」が優秀。
元々攻撃的なスタータスですが、これは最大100%まで伸びるスキルなので
フルで強化するととんでもない火力を出します。
今使っているとチェインで20~30万くらいはざらですね。

キズナリング上げはユニーク狩りとこれまた終盤にならないと
めんどくさいですが、しっかりと地道にやってあげる価値があるくらいには優秀です。
たまたまジークが引き合ててくれたのでそれ以来ずっと使っていますね。

・リンネ

お金泥棒お嬢様ブレイド「リンネ」。
彼女は固定イベントで50万で購入できるブレイドです。
元々欲しかったレアブレイドだっのたで、固定で手に入るのは助かりました。
(僕はリンネとカサネが一番欲しかったんですよね。両方固定だったけど)

リンネは何といっても固有スキル「ハーレムの喜び」が優秀。
戦闘に参加している女性毎に与ダメージ増という一見ネタ寄りのスキルですが、
今作はブレイドが女キャラクターばかりという内容になっているので、
普通に構築していてもガンガンこのスキルが生きます。

後彼女はキャラ付けが濃い。
女の子が好きでお金が好きで常時お風呂に入っている人魚系ブレイド。設定盛りすぎ!
デザインがかわいいからちょうどいい感じになってはいますけどね。


特に重宝していたのはこの3人でした。
ちなみにラスボスを倒したのは以下のパーティーです
レベル72 レックス(ヒカリ、ナナコオリ、ニア)
     メレフ(カグツチ、リンネ、カサネ)
     ジーク(サイカ、ヤエギリ、ミクマリ)

メレフとリンネだけやや相性が悪いけど他はまあこんな感じかな?
これで8章くらいからラスボスまでのボスは割と安定して勝ててました。
時々ジークが死んでたけど。キャラが好きだから使ってたけど
正直トラを入れた方が強いと思います。

まあぶっちゃけ終盤は覚醒した天の聖杯が強すぎるので
属性玉を3つくらいつけられればもうチェインで勝ちみたいな感じでしたね。
その分敵の攻撃も激しくなってくるのでどう凌ぐかの方が重要だった気がします。


▼こちらは先日フリーズしたエンディング後に行くために
改めてラスボスをぼこぼこにしてきた画像。
いやー弱い。大技も少ないしレベルも70あるとオーバーキル気味ですね。
ブレイドコンボ申請が上手く決まらなくって
仕方なくヒカリのスキル連打で玉つけてましたがそれでも余裕でした。
レベルは60後半くらいから適正なのかもしれませんね。

と、戦闘とブレイドシステムに関してはこんな感じでした。
いやーでも今作の戦闘は面白かった!
とにかく上手く決まって倒せた時の爽快感がシリーズ随一で、
プレイしていてとても楽しかったです。
全体的に戦略を押し付けて戦うことが出来るので
考えて戦う戦闘システムが好きなことには特におススメです。
逆にボタンの配置も直感的になっているおかげで
ある程度感覚でやっていても楽しめる導線も引かれています。

見栄えも派手になってシームレスバトルとしては
一つの完成形に近づいたと言ってもいいかもしれません。
バランスとしてやや怪しい所があるのは惜しいけれど
それでもシリーズで随一の楽しいバトルでした。

と、これでゼノブレイド2のクリア記事を全て書き切りましたね。
個人的に書きたかった部分もこれで大方終わったのでいったんこのシリーズはこれで終わります。
レビュー記事はあげるかどうか少し悩み中です。
不満点はいくつかあったのでそれに触れてもいいんですが、
僕が一番書きたかった部分はもうこの4回で書いてしまったんですよね。
改めて書く必要性があるのか、どうか少し悩んでいます。
まあ気が向いたらかな?