炎に煌めくゲームレビュー

主にコンシューマーゲームの感想を取り扱うブログです。

名探偵コナン「ゼロの執行人」を観てきた!

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今週は比較的ゆったりとした一週間でしたねー。

来週はまた忙しくなりそうで今から気が重い所ではありますが…。

早くこの緊張感から解放されたい所ですよ…。

 

さて、更新するかは少し悩んだのですが一応毎年恒例の

劇場版コナンを今年も観に行ってきたので、感想簡単に挙げときますか。

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ではいつも通り以下ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、今回の映画は話がいまいちでしたね。

テーマが分かりにくい、とか一貫性がないとかそういうわけはなく、

どういう部分を見せたいのか、というのは明確だったと思います。

ただ話自体が大して面白くないのでうーん、という感じでした。

 

まず、今回の映画のテーマは「公安という組織について」だと思います。

安室徹がコナンに出てきてからもうだいぶ経ちますが、

「公安」という組織についてコナン原作ではあまり解説されていないんですよね。

実際公安と聞かれてパッとその意味が分かる人は少ないと思いますし、

ふわふわした感じのイメージを抱いている人が多いと思います。

今回はそういう「公安」というふわふわとした物を

明確な物にする、というのがテーマなのかなと感じました。

全編通しても公安がどういう組織なのか、という解説のシーンが多いですし

話の核も公安関係なので、狙い自体は上手く描けていると思います。

 

ただ、それを踏まえた上でも話はあまり面白くなかったんですよ。

まず、全編通して緊張感が薄いと感じました。

IOTテロだったり、おっちゃんの逮捕だったり、もっと緊迫感を挙げられる要素は

たくさんあったはずなのに、なんかこう追い詰められる感じが全然ありませんでした。

それもそのはずで、真犯人はIOTテロは勢いでやった結果ですし、

おっちゃんの逮捕はそもそも解放前提の動きだったりで、

なんかこう、軽いなと。

 

犯人があの人だったのは若干意表を突く展開ではありましたが、

あんまりパッとする犯人ではなかったし、している事の割に

そこまで悪人という感じでもないのでスッキリしません。

ほんとに勢いでやったみたいな感じでしたし…。

 

アクションシーン自体は迫力はありましたが正直ラストの方は

シナリオ的に蛇足感あったかなーと。そんな無理やりな展開にされても

そこまで盛り上がりを感じません。

 

そして一番アレだったのがあのキャラの棒読みですよ。

もー萎えるったらありゃーしないひっどい演技力。

叫ぶシーンとかほんとに酷すぎて。

どうしてこう、俳優をメインにもってきてしまうんですかね。

誰も得をしないと思うんですが?

 

と、こんな感じでいまいちパッとしない作品という印象で終わってしまいました。

駄作までは行きませんが、あまり見直したい作品でもないですね。

まあ、安室さんはかっこよかったし

それ目当てで見に来てる人にはいいんじゃないでしょうか。

僕はもう少し緊迫感かあって事件、推理要素の強い作品の方が好みですが。

 

来年はひまわり以来のキッドですね。天空の船という事で

また難破船とかそんな感じの雰囲気になるんでしょうか。

来年、見に行けるかなぁ…。